男性会社員が対象者の場合
~対象者男性 出勤から帰宅まで~
対象者はサラリーマンの旦那、出勤の交通手段は電車移動、自宅前から尾行を開始。
事前に務め先などを依頼人様との打ち合わせにより、おおよそのルートは把握しております。
1.自宅から務め先までの尾行時は特に問題なく出勤し、会社に入る。
会社の出入り口を抑え、張り込み開始。
昼になると、お昼ごはんを食べに外へ出かける可能性もあるので見逃しが内容張り込みます。ここで注意する点は、業種によって色々異なりますが、職場で着替えを済ませ外へ出かける場合もあるので事前の情報収集は重要になってきます。ここで逃してしまうと調査上支障が出てきます。
2.対象者会社近くの飲食店で同僚(男性)と昼食を済ませ、会社へ戻る。所要時間35分。
対象者がお昼ごはんも外で食事をする事がある場合、一人なのか、誰かと食事をするのか、一緒にする相手は誰なのか見極める必要がございます。
例えば後程仕事終わりに、対象者が食事に出かけたとします、お昼も一緒だった人が仕事終わりにも一緒に行動を共にしていると普通以上の関係性がある可能性があります。
ですので、対象は誰と接触を取っているか、どのような行動を取っているかが重要になってきます。
次に対象が会社員の場合は特に営業や外出が多い方もいますので、行く先々尾行をし、接触がある人物を確認していきます。浮気調査なので異性との接触は重点的に注意深くチェックします。
3.今回の対象者は、社内勤務なので昼食以外の外出は無かった。
ここで対象者が会社の勤務時間中に不貞行為はしないと思われがちですが、仕事をやっているふりをし、浮気相手と会いホテルへ休憩する事例もあります。
仕事をしているから不審な行動をしないなんてことは無いので注意が必要です。
対象の務めている会社が終わり頃、帰宅する対象を待ち、張り込みを行います。
仕事内容、業種によりますが、基本的には平日は次の日も仕事があるので遅くなったり飲みに行ったりする事は少ないと思います。
だいたい羽目を外す時は週末の金曜日か次の日仕事が休みの日です。
ここからが探偵としての腕の見せ所です。
ただ単に帰宅する行動調査は誰にでも出来る範囲でしょう。
しかし、どこかに出かけたり、飲みに行く、誰かと会うなど、ここから対象者が変則的に行動するので、失尾しないように追跡をしていきます。
夜の行動は様々です。
居酒屋・カラオケ・BAR・ドライブなどなど、基本的には飲食店に入りお酒を飲み、はしごをしたり、移動をします。対象者がお店に入った場合、状況に応じ、調査員も潜入する場合もあります。
近 くの席や、個室の場合は隣の部屋に着けるとベストです、近くに居れば会話や対象者と一緒に居る人がどのような関係なのか、把握できるからです。
親密な関係 であれば名前を呼び捨てにし合ったり、あだ名で呼んだり、好意的な発言も出る可能性があるので、次の行動が読みやすいのです。
しかし、相手との距離が近すぎても、その後、尾行をする際不利になる場合もあります。
ここで注意ですが、依頼人や、一般の方が簡単な考えで行動してしまうと相手にばれる可能性もありますし警戒され浮気等の真相がわからなくなる事もあります。
飲食店などを出て対象者と浮気相手が移動をする手段ですが、飲食店のはしご又は帰宅、ラブホテルに行く場合もあれば、浮気相手の家に行く等。
近くに目的地があれば徒歩での移動が多いのですが、目的が近くない場合タクシー移動がある可能性もあります。
つまり車での追跡が始まるのです。対象がタクシーに乗るか乗らないかの見極めもそうですが、問題はタクシーを拾う事。先に乗って行ってしまうのですから後からタクシー止め、追いかけなくてはいけません。
調査契約や打ち合わせ時に、事前に調査車両を付ける内容出したら問題は無いのですが、対象が変則的な行動を取る場合、調査車両を用意すると、同じ車が目につく事が増えますので、相手に対し変な警戒や疑問などを抱かせ、調査に支障が出る場合があります。
多くは調査対象と同じ行動を取り、相手がタクシーならこちらも同じ、相手が自身の車であれば、こっちも調査車両を使います。車両を使い移動をした後は、飲食店などの移動の場合は先程と同じ行動をし、宿泊施設や帰宅なら、自宅まで。
目的地がラブホテルや浮気相手の自宅の場合はホテルや自宅の出入りの証拠写真を取ります。
ホテルの場合、休憩や宿泊。浮気相手自宅の場合もその日で帰る場合もあれば、泊まる可能性もありますので、この状況の場合はしっかりと、張り込みをして証拠を抑えます。