足立区千住エリアは駅で言うと、北千住駅。周辺には駅ビルや飲食店、商業施設などが並び、特に西口方面は賑わいがある。土手も近くにあり犬の散歩や、ジョギング、スポーツをする人も多い。この町で浮気調査の依頼が入る。
依 頼人は主婦、ターゲットは旦那、最近まで身なりや、髪型を気にしなかった旦那が最近、美容室に行ったり、服装も雑誌を見て決めたりと様子がおかしい、いい 歳をして、若者ではやっているSNS(ソーシャルネットサービス)まではじめ、今までとは違う変貌を遂げているという話、ターゲットの仕事は勤め人だが役 職としては課長。
社 内での飲み会も多くたまに夜が遅い時がある。依頼人は、まさか浮気をしているのでは?と思い今回、探偵会社に相談と依頼をされたのである。しかし、浮気を している雰囲気でもなく、もしかしたら単純に若作りをしているだけの可能性もあります。浮気調査をする上でも何日も尾行張込みの調査をする費用も厳しいと の相談でした。
弊社としてはあまり確定的ではない調査をおすすめしておらず、ただの心配程度であれば少し様子を見て、浮気の傾向や何か確信的なメールなどを見たら実行されてみては?と提案。
しばらく様子を見るとのことで、話は終わる。
こ こで依頼人が対象者に対しての注意事項です。浮気の疑いがあるからといって、相手に対しての発言や態度は気を付けましょう。対象者の事を知りすぎているの で、余計な言動をして、警戒をもたらす場合があります。
もし旦那が本当に浮気をしていたとしたら、その発言や行動が原因で、警戒をし、浮気の痕跡を無くす 方向に向かう可能性があります。
その場合、調査依頼が依頼されても、相手は既に警戒しているので、求めている証拠や真実が分からなくなってしまいます。
時間がたち、その相談者から連絡が入り、旦那がとうとうしっぽを出したそうで、同じ会社の若い女とメールをしていたそうです。内容はもう既に体の関係があるようなやり取りをしているとの事。
ここ最近、休日出勤なのにも関わらず、私服で出かけることからおそらく、浮気相手と会っているだろうとの事。早速、調査日の確定と、旦那の情報を貰い調査を進めていく。
調 査のスタート地点は、依頼人自宅の都内某所。対象者の移動は車を使わないので電車かその他交通機関を使うと考えられる。
電車に乗り数十分乗り換えなどを繰 り返し到着したのは足立区の千住。
駅で言うと北千住駅になる。足立区の北千住は東京でも北の方。もちろん、通常出勤している会社とは全然違う位置。
ここでの行動は読めないが待ち合わせをしている様子が見受けられ、しばらくすると、北千住東口方面から若い女性が対象者に近づいてくる。
事前に依頼人から対象者と浮気相手と思われる女性の写真を預かっていたので、一目瞭然。
そのまま二人は北千住の西口へと移動をする。
詳 細はまだわかってないが、おそらく、浮気相手の女性の住まいがこの足立区、北千住エリアと思われる。
まず二人は北千住マルイへ向かう、ここはファッション や雑貨飲食店などが並び、多くの人が買い物をする施設であり、この北千住西口が活気づいたのはこのマルイのおかげもあるのかもしれない。
こ の建物は大型施設なので、どこかで張込みをする事は出来ない。尾行調査で必要な事は、判断能力であり、施設内までの尾行か、施設に入ってからも 追跡を行わないといけない場所なのか判断しなければならない。
あらかじめ調査対象エリアなどが分かっている場合は、その周辺の交通機関や施設周り、建物の 作りなどを把握しどんな行動をとられても対応できるようにしなければならない。
浮気調査は特に、変動的な行動に移ることが多いので注意必要だ。
ある程度ウィンドウショッピングを終え、浮気相手と思われる女性に洋服などを買ってあげる対象者。
北千住マルイを後にすると、近くのドコモショップ北千住店へ、何やら整理券を貰っていることから、何かしらの用事があって訪れているのだろう。
中に入って行動を探るよりこの建物とお店の場合は、ガラス張りになっているので、狭い場所で尾行をするより効率がいい。
時間が経過し袋をもって対象者と浮気相手が出てくる。何かを購入したようで様子を見る限り男性からのプレゼントだと思われる。
北 千住の北ロード商店街に向かい路地を抜け食事をするのか、居酒屋へ、狭い店の上、客との距離が近づきすぎる店内の為、外で張込みをする事になる。
路地も狭く、一ヶ所にずっといるのは違和感があり目立ってしまう為、場所の少しずつ変えながら張込みをする。
浮気調査に限らず、探偵の張込みは周囲の環境に応じて 行動しないといけないので、一歩間違えると、不審者扱いされてしまう。
時間がたちお店から対象者達が出てくる。
北千住駅に向かうが、とても買えるような雰囲気ではない。駅を超えて東口へ、北千住のラブホテルは東口にあるのだが、最初の推測通りおそらく女性の自宅があると思い行動を続ける。
この東口は住所で言うと東京都足立区千住旭町になる。ロータリーを超え学園通りをまっすぐ行く。
足立税務署も超えて、マンションの建物の前までくる。
2人が玄関のオートロックへ入って行くところを押える。
時間が時間なので、日帰りか、泊りになるのかまだわからないさなか、依頼人の奥さんから連絡が入る。
「今日は朝まで後輩に付き合わなきゃいけないと言い、飲んで帰る事を告げられたとの事」。
朝まで張り込みをするか聞くが、入って行く所の証拠が取れたのでこのまま、調査は終了となる。
浮気の証拠をどう使うかはわからないが、離婚するか、浮気相手を別れさせるにしても、不貞行為の証拠があるないとでは大きな差である。
足立区千住 北千住 地域情報
千住警察署: 東京都足立区千住1−38−1
不動院:東京都足立区千住1丁目2−2
北千住駅:東京都足立区千住42 千住旭町