五反田駅周辺は少し大人のお店が並び歓楽街的なイメージがもたれる傾向があるが、実際は水商売や風俗などのお店は東口のある一部に集中しており、周りはオフィスと飲食街が並ぶ街になっている。
今回はこの品川区五反田駅周辺で浮気調査をした内容です。
依頼人は女性、対象者は夫、今回依頼人は浮気相手に心当たりがあり、いつどこで会うのかも、ある程度予測していています。夫の写真と、浮気相手と思われる人物の写真を参考資料として提出をしました。
ではなぜ浮気相手の事を知っているのか、それは以前、勤めていた飲食店で、今の旦那と知り合い、浮気相手の女性も同じ勤め先だったからなのである。依頼人は結婚を機に仕事を辞め今は妊娠中との事。
夫と交際中から浮気相手と思われるA子は旦那に常に甘えた態度で接していました。依頼人と付き合っているのも知りながら冗談で好意がある態度をとり、旦那も優しい性格なのか女好きなのか無視するわけでもなく接していました。
今回は妊娠に気づいてから最近毎週のように仕事終わりに飲みに行き朝帰ってくことが多くなったので依頼をされたそうです。飲食業ですので深夜に終わるのは当たり前。休みも不定休なので、飲みに行く時はいつも急です。
店の人たちと飲む事を聞かされているのですが、どうも浮気相手と思われるA子と毎回のように参加しているようで、何やらあやしいもしかしたら毎回2人っきりで会っている可能性もあるそうです。
調査開始はご主人の勤め先から、場所品川区五反田駅付近の某飲食店、今回は依頼人の要望の元、店内の様子も見てきてほしいという事だったので、店の中から対象者を確認しその後の行動を調査。
この浮気調査の場合、店内に調査員を潜入させるこの場合は、尾行班は別に用意しないといけない。
なぜならば、店内にいた調査員の印象が残ったまま、尾行をして万が一こちらの顔を見た場合、「何で店に居たヤツが付いて来ているのだろう?」と不信感と、不安と警戒を煽り、尾行が出来なくなるからです。浮気をしている人間の心理は、罪悪感が多少あるので些細な事でも警戒をする傾向があります。
なので、店の潜入部隊、追跡部隊、撮影部隊と分かれて行動する形をとります。
店内の様子は対象の旦那、店での立場は店長のようで、ほぼレジ近くにいる。一方、浮気相手と想定されるA子、ホールを歩き、接客を受けたり料理を運んだりと業務をこなしている。
しばらく様子を見ていると対象者のレジの方にたまに顔を出したり、遠くでアイコンタクトを取り合ったりと、依頼人の読み通り浮気相手はA子と考えられる。時間がたち営業時間も終わり、調査員が店の近くで張込みをしているとその店の従業員たちがぞろぞろ出てくる、もしかしたらみんなで飲みに行くかと思われたのだがそこで解散。
駅に向かいそれぞれが五反田駅へ帰って行く人もいれば別の駅に向かう人も、そんな中、対象者も五反田駅に向かいみんなと歩いている。いきなり電話で話し始め、みんなを改札まで見送り話し込んでいる。一方、浮気相手と思われるA子は別の駅へ向かっていた、しかし途中で立ち止まり何かを待っている様子だったという。
その間、対象者は駅の改札には入らず、駅を離れて改めて電話を誰かにかけている。そう、その電話先の相手は依頼人が予想していた通り浮気相手のA子であった。
この場合探偵として、調査をする際、依頼人が浮気相手にある程度目星がついている時は、その人間も尾行をして様子をうかがう必要がある。依頼するとき調査員の設定があらかじめ必要です。当たり前ですが調査員は人数が多いほど費用は掛かりますが、浮気の証拠をつかむのに圧倒的有利となります。
そのまま2人は合流をして五反田一丁目付近の居酒屋で、1~2時間で店をでて「おおさきばし」に向かって歩いている、この方向は五反田駅なので帰るのかと思ったが、終電はとっくに過ぎている。
橋近く付近のラブホテルに入ろうとし後を付け撮影、しかしすぐ出てきて橋を渡る、おそらく満室だったので他を探す様子。山手線のガード下をくぐり、五反田東急ストアをこえて、小諸そば東五反田店間の道を進み、交差点を右へ、少し歩くとラブホテルがありました。
なんの迷いもなくここへ来るという事は、何度もこの駅周辺で利用をしていると考えられ調査をまとめ、依頼人に提出する。
妊娠中でもある依頼人なので今後は離婚か、養育費、慰謝料の事を考え、弁護士に相談し決めると言う。