中央区銀座で浮気調査をしたら

銀座は中央区の西側にある日本有数の繁華街でもあり高級ショッピング街としても印象が強い。

意外にも駅は地下鉄の２駅、銀座駅と東銀座です。ＪＲの線が通ってそうなイメージがありますがそこは別の区なのです。この街での浮気調査は買い物デートを尾行する調査が多い街になります。

銀座クラブ関係に関わる調査もありますし、その他浮気調査以外の案件もあります。

今回は買い物デートの浮気調査の内容から紹介します。高級なブランドショップが多い町ですので対象者は男性、浮気相手は女性というパターンが多く、ターゲットが女性にプレゼントを買ってあげる姿がよく見られます。

対象者の多くは経済的にも豊かな人が多く存在し、金銭感覚が通常の人よりかけ離れています。その為、浮気相手、愛人を作る傾向があり、一人の女性だけではなく不特定多数の女性と付き合いが多い。依頼人の奥さんも浮気をされている事は分かるが証拠がない、いつも銀座に出かけて飲んでいるのも知っているし、どうせ銀座のクラブの娘に貢いでいるか、もしくは他に浮気相手が居るのか確実な証拠と確信がないので、依頼をするようです。

目的は離婚です。銀座に通う対象のターゲットは高所得者なので慰謝料請求と離婚目的で証拠を集め準備をしたいそうです。

浮気調査を開始、普段は車移動の対象者のターゲット、お酒を飲む予定なのか、タクシー移動、事前に奥さんからお酒を飲む時はタクシーで移動が多いことを聞いていたので、調査側も車を用意し尾行スタート。

探偵として事前準備、事前調査は必須なのです。予め、ターゲットが行く予定の目的地が分かっている場合や、予測できる範囲が分かる場合は事前調査をし、予め現地へ向かい土地柄や、雰囲気状況を確認し調べておきます。その為、今回も車移動（タクシー）を利用するならいくつかルートを把握し、移動手段を先読み出来るのです。

まず車を止めたのは銀座の銀座通り手前。調査日が日曜の為、銀座通りは歩行者天国になっており人が溢れていました。タクシーを降り、向かった先はルイ・ヴィトン松屋銀座店前、誰かと待ち合わせをしているのか周囲を見渡している様子。数分後待ち合わせに来たのは派手目の若い女性、もうすでにルイ・ヴィトンに行く予定が決まっていたのかそそくさと店内へ。ここで高級ブランド店内においての探偵浮気調査の行動ですが、店が店ですので警備やその他管理が厳しく、少しでも怪しい動きやしぐさをすれば声をかけられる可能性があります。

不貞行為の証拠を撮る目的であればここでの撮影は控えるべきだが、依頼人から要求があれば無理じゃない範囲で遂行しなければならない。お金を愛人や浮気相手に対して買ってあげている姿を押さえなければいけない時は必ず、証拠をとらなければならない。

買い物をして店を出て次に向かった先は並木通り、どこに向かうと思いきや、また買い物、今度はエルメス銀座店に入る。ここの建物の場合、出入り口は1つ、特に買い物の証拠写真を撮る必要がなければ中に入る必要はない。

ここで探偵として、出入り口付近の張り込みについて、まず、真っ正面に立って待ってはいけません。次に出入り口側の壁側で待機してはいけません。絶対いけないという事ではないのですが、もし壁側で張り込みをしていたとして対象者が自分の方向に向かってきたら相手は調査員に気付きます。1回くらいでは怪しまれませんが、2回目はございません。

何度か顔をみた対象者は不信に思います。それは警戒を意味し、尾行はもちろんのこと、浮気をしているのでなおさら後ろめたさがあり証拠が取れなくなり、今後の調査に影響が出る事になります。ですから探偵の調査員は絶対に対象者の正面に立ってはいけないのです。一番ベストな場所、それは出入り口斜め右か左。もちろん距離は少しおかないと分かってしまうので気をつけなければならないのですが、この位置が一番相手に分かりづらく目に入らない位置なのです。

ターゲットと女性が買い物を済ませ出てくると、銀座クラブ街へと歩きその女性が勤めていると思われるお店へと入って行きました。

数時間後対象者が店から出てくるも一人で帰るようでそのままタクシーに乗り自宅へと帰りました。この日は何もなく終了。

後日依頼人からまた旦那が飲みに行く情報が入り調査をする。今回も銀座かと思いきや、方向が全然違うところへ行く、途中で前回一緒にいた女性を拾い某繁華街のラブホテル前へ、そのまま入室をしてしまったのである。この時点で浮気は確定証拠を揃えて依頼人に提出する。その後すぐ旦那につきつけるわけでもなく余罪を知りたいのでと引き続き浮気調査を続けた。